カミングアウトができれば、会社や学校などでもゲイのパートナーを見つけることができるでしょう。しかし、自分がゲイであることをカミングアウトできる人ってごく一部ですよね。
それならば、どこで相手を見つければいいのでしょうか?
同じようにゲイ仲間を求めている人達が集まる「ハッテン場」が全国各地にあります。
ハッテン場で知り合って、そこからカップルになる人達は少なくありませんし、誰にも知られずにハッテン行為をしちゃうことができるのもハッテン場の魅力の一つです。
この記事では無料のハッテン場について解説します。
- 無料でゲイ仲間と知り合うことができるハッテン場とは?
- サウナ系ハッテン場
- サウナ系ハッテン場のメリット
- サウナ系ハッテン場のデメリット
- 銭湯系ハッテン場
- 銭湯系ハッテン場のメリット
- 銭湯系ハッテン場のデメリット
- 野外公園型ハッテン場
- 野外公園型ハッテン場のメリット
- 野外公園型ハッテン場のデメリット
- 公衆トイレ型ハッテン場
- 公衆トイレ型ハッテン場のメリット
- 公衆トイレ型ハッテン場のデメリット
- ビデオボックス/ネットカフェ型ハッテン場
- ビデオボックス・ネットカフェ型ハッテン場のメリット
- ビデオボックス・ネットカフェ型ハッテン場のデメリット
- 駐車場型ハッテン場
- 駐車場ハッテン場のメリット
- 駐車場ハッテン場のデメリット
- 映画館型ハッテン場
- 映画館型ハッテン場のメリット
- 映画館型ハッテン場のデメリット
- 無料ハッテン場のまとめ
無料でゲイ仲間と知り合うことができるハッテン場とは?
ハッテン場には有料のものと無料のものがあります。
有料のハッテン場は別記事で紹介したように、クルージングスペースやゲイマッサージなど、ハッテン行為をするためや、ゲイ仲間と知り合うためにお金を支払うシステムです。
無料のハッテン場は、出会いの目的や、行為の目的にお金を払うものではなく、入場料金を支払うサウナや銭湯、全くお金を支払う必要がない、野外公園や駐車場などがあります。
サウナ系ハッテン場
初心者ゲイの方や、ノンケの方などは、ハッテン場と聞いて、まず思い浮かべるのは「サウナ」ではないでしょうか?
ガチムチのアニキ同士がサウナで体を寄せ合ってる姿をイメージする人が多いと思います。確かに、今でもサウナは無料ハッテン場の中でも、パートナーを見つけやすいスポットの一つだと思います。
サウナ系ハッテン場のメリット
・相手の体がわかる
サウナルームに入場する時は、下半身にタオルを巻いて、上半身は裸が基本です。
ジャニ系やイケメン系好きの方のように、顔重視で好みの相手を選ぶ人もいますが、やはり今でもガチムチ系や細マッチョ、ゴリマッチョなど、顔よりも体格で相手を選びたいという人が多いです。
サウナでは鍛えた自慢の体を惜しげもなく見せてくれますので、自分の気に入ったスタイルの人にアプローチできます。
・密着度が高い
現在はコロナ対策で、隣に座っている人との間隔をある程度明けておかなければいけませんが、もともとサウナルームはそれほど広い部屋ではないので、混雑してくると、隣の相手との間隔はかなり狭くなります。
サウナルームに入った時に、自分の気に入ったタイプの男の子がいたら、その隣に座ることで、相手の反応から、ゲイなのか、一般の客なのか判断するのもそれほど難しくないでしょう。
サウナ系ハッテン場のデメリット
・長い時間待機できない
サウナルームは高温なので、相手が入ってくるまでルーム内で待つというのは危険です。また、好みの相手を見つけても、早めにアプローチを仕掛けなければ相手が出ていってしまう可能性が高いです。
・ハッテン行為ができない
深夜でサウナルームにいるのが二人だけの貸し切り状態ならば、触り合いくらいの行為はできるかもしれませんが、それ以上の行為をするのは危険です。
銭湯系ハッテン場
サウナ系ハッテン場と同様、銭湯系のハッテン場も出会いの場所として人気が高いです。ごく普通の銭湯と呼ばれるものは少なくなってきましたが、日帰り温泉の露天風呂などで相手を見つけることができます。
銭湯系ハッテン場のメリット
・サウナ系よりも体格が気にならない
銭湯の場合は、顔以外は浴槽の中に入るので、サウナのように完全に上半身を露出するわけではないため、体に自信がないぽっちゃり系やガリ系の方でも、自分のコンプレックスの部分を隠すことができます。
お風呂から出てしまったら、体型は相手に知られてしまいますが、大事なのはファーストインパクトです。
・料金が安い
日帰り温泉でも1,000円以内、銭湯ならば500円以内というリーズナブルな料金で楽しむことができます。例え相手を見つけることができなくても、この料金ならば損をしたという気持ちにもならないでしょう。
銭湯系ハッテン場のデメリット
・一般客との見分けが難しい
サウナや他の無料ハッテン場でも同じことが言えますが、公共施設を利用しているので、ゲイではないノンケの人も数多く来店されるため、果たして相手に声をかけていいかどうかの判断が非常に難しいです。
左か右のどちらかの足にロッカーや下駄箱の鍵をつけたり、タオルの色などでゲイ仲間募集中であると相手に伝える方法はありますが、確実に相手を見極める方法とは言えません。
・ハッテン行為は厳禁
爆サイの掲示板などを見ていると、風呂場でしゃぶり合いをしたとか、アナルに指入れをしたとか、過激な行為が報告されることがありますが、公共の場所なので過激な行為は絶対にNGです。あまりにも度を超えた行為を行っていた場合、他の客から通報される恐れがあるので気を付けてください。
野外公園型ハッテン場
野外公園型のハッテン場は、住宅地にある公園だけでなく、県営や市営の大型スポーツ施設なども含まれます。基本的に入場は無料のところが多く、公園内のベンチや公衆トイレ、駐車場などに出会いを求めるゲイが集まります。
野外公園型ハッテン場のメリット
・完全に無料でゲイ仲間を探すことができる
一部を除き、ほとんどの公園は無料で入場することができます。全くお金をかけずに、タイミングさえ会えばゲイ仲間を見つけることができるので、一度会えなかっただけで諦めるのではなく、定期的に通って、相手を探すことでパートナーを見つけられる可能性が高くなります。
・周囲に怪しまれずに相手を探せる
普段着やスーツのままベンチで雑誌を読んだりして相手を待つので、周りの人から怪しまれることも少ないです。但し、ハッテン場として知られている公園も多いので、夜遅い時間帯に1人でベンチに座っていると、ゲイだとわかってしまう恐れもあります。
そのため、公園型のハッテン場で相手を探すならば、自分の家や会社のエリアから少し離れたところを利用するのがおすすめです。
野外公園型ハッテン場のデメリット
・治安に不安がある
野外ハッテン場が盛り上がる時間帯は、やはり夕方から深夜にかけてになります。昼間は人が多いので、人が少なくなる夕方以降が狙い目になるのですが、人のいない時間帯はやはり治安に不安な部分があります。
ゲイのカップル狩りが流行っていた時期もあるので、夜遅くにハッテン場に出かけるならば注意が必要です。
・気に入った相手と会っても声をかけれないことがある
無料ハッテン場の場合は、どこでも同じことが言えますが、サウナルームのように閉鎖された空間にいる場合は、まだ声をかけやすい気がします。
野外公園型のようなオープンな場所で、事前に掲示板やサイトで待ち合わせをせずに、ゲイ仲間を探している同士を待っている場合、自分の好みのタイプが目の前を通り過ぎても、果たしてノンケなのか?同じようにゲイ仲間を求めている人なのか判断しにくいため、お互いに声をかけられずに終わってしまうケースが多いです。
9モンの4倍出会えるマッチングサイト
ゲイが必ず出会える場として、絶対的に信頼できるのはクルージングスペース以外ありません!
「恋人が欲しい」「すぐにヤリタイ」「今日だけの関係が欲しい」
クルージングスペースは、全ての目的を満たしてくれると思います。
しかし、40代以上の方や、地方でクルージングスペースがない場合はどうしたらいいか?
経験者ならわかると思いますが、爆サイの書き込みを信じて安直に無料ハッテン場に行っても、好みの男性に出会える可能性はかなり低いです。
それなら、クルージングスペースと同じように「すぐヤリタイ人」「恋人が欲しい人」が登録しているマッチングアプリを使う事で、クルージングスペースに行けない方の悩みは解消されます。
選ぶ基準はズバリ 会員数が多いところ
ゲイ&バイは人口比から8~12%と言われています。ハッピーメールは2500万人の登録数がある日本最大級のマッチングサイトです。
2500万人のうち2000万人以上が男性ですから、そのうちの10%がバイ、ゲイ、既婚ゲイだとしても、200万人のゲイ仲間と出会えるチャンスがあるということになります。
爆発的な人気を誇る「9モンスター」でさえ、登録人数は50万人前後。その4倍近くも出会える可能性あるって凄くないですか?
9モンスターと比べると、バイセクシュアルや既婚ゲイの方の登録が多くなりますが、中年以上が好きな若い子や、同年代で長く付き合いたいと考えている人の割合はハピメの方が多いでしょう。
サクラしかいないサイトや、全然会えないサイトの寿命は平均1~2年
2002年からすでに18年間も運営できるのは、登録した会員が満足しているからという明らかな証拠です。
登録料は無料!今なら1000円分のお試しポイントももらえるので、リスクの高い無料ハッテン場であてもなくウロウロするのではなくハッピーメールに登録して、自分にぴったりな相手をみつけちゃいましょう。
公衆トイレ型ハッテン場
野外公園や道の駅などの公衆トイレ、ターミナル駅の公衆トイレなど、トイレをハッテン場として利用する場合、その目的は、ズバリ”ハッテン行為”の為です。
あまり利用人数が多くないトイレならば、個室に入って、ハッテン行為を希望する相手かどうか、ノックの回数や水を流す回数で確認して個室の中に入ってもらいしゃぶり合いやズリ合いなどを行うことが多いです。
穴あきトイレと呼ばれる、となりの個室の壁側に穴が開いていて、そこにち〇ぽを挿入すると隣の個室のゲイがしゃぶったり、しごいたりしてくれるものもありますが、壁の穴に気づかれた時点で修理されてしまうので、掲示板などで話題になっている穴あきトイレに向かっても、既にアナが塞がれていることが多いです。
公衆トイレ型ハッテン場のメリット
・すぐにハッテン行為ができること
サウナや野外公園のように、相手とアイコンタクトを取ってから、別室や車、トイレに向かうという事前行為がなく、公衆トイレの場合は、お互いにハッテン行為が目的であるので、タイミングさえ会えばすぐにしゃぶってもらえたり、抜いてもらうことができます。
公衆トイレ型ハッテン場のデメリット
・相手をじっくり見極められない
公衆トイレでは、インスタントにハッテン行為をするのが目的です。相手を見つけたらすぐに行為を始めるのが暗黙の了解になっているので、自分が気に入ったタイプかどうか?など考えている時間はありません。
とにかく誰でもいいから抜いて欲しいという、無差別型の人にしかおススメできるスポットではありません。
・衛生面に不安がある
野外ハッテン場でのハッテン行為は、シャワーを浴びることもなく、下手をしたらモノを拭かないといったこともあります。有料ハッテン場で衛生面には細心の注意を払っていることに比べると、衛生的にはレッドカードです。
・監視が厳しくなっている
公衆トイレの中でもハッテン行為がやりやすかったのが、車いすのまま入れる大型のトイレでしたが、渡部さんの不倫騒動を機に、各地の障碍者用トイレへの監視の目が厳しくなっており、二人で入ったところを目撃した一般の人から通報されるリスクもあります。
ビデオボックス/ネットカフェ型ハッテン場
ビデオボックスやネットカフェ型のハッテン場には有料クルージングスペースと同じようなサービスをしているところもありますが、ここで取り上げている無料ハッテン場は、一般の方も利用できる店舗をハッテン場として使っているものになります。
他のハッテン場のように、いきなり遊びに行って相手を探すものではなく、個室に入ってからネットの掲示板やゲイ専用サイトなどで、相手を探して同じネカフェにいる人や、これから遊びに来る人と連絡を取って、相手を待ちます。
相手が現地に到着したら、予め確認した回数をノックして個室に入って××が始まります。
ビデオボックス・ネットカフェ型ハッテン場のメリット
・相手を待つ時間が苦にならない
公園などで相手を待っている時間。どんな人と出会えるのかドキドキ感を楽しめますが、来るかどうかわからない相手を長い時間待つことを苦痛に感じる方もいます。
ネットカフェならばマンガや動画を見ながら待つことができるし、仮眠しながら待つことも可能です。まさに果報は寝て待て状態でも大丈夫です。
・個室に入ってから募集ができる
個室に入った後に、スマホでサイトにアクセスして相手を募集することで、スムーズに待ち合わせを行うことができます。
ビデオボックス・ネットカフェ型ハッテン場のデメリット
・個室が狭い
基本的に個室は1人用です。ここに相手が入って二人になると本当に窮屈な感じ。椅子に座った相手のモノをしゃぶるくらいはできるかもしれませんが、舐め合いとかは難しいでしょう。ペアシートなどは広いのですが、最初に二人で入室予約しないと入れない店があります。
・店員のチェックが厳しい
ネットカフェには防犯用のカメラが取りつけられています。一人用の個室なのに、他の人が入って長い時間出てこない状態の場合、店員からチェックされてしまい注意を受けたり、場合によっては強制退店させられる可能性があります。
駐車場型ハッテン場
道の駅や大型ショッピングセンターの駐車場もハッテン場として利用されることが多いスポットです。
サイトなどで相手と待ち合わせをしてから駐車場に向かうことが基本になります。
駐車場ハッテン場のメリット
・自然な感じで待ち合わせができる
ネット掲示板やサイトで駐車場を指定して待ち合わせをしている姿は、他の人から見ても自然で、ゲイの待ち合わせをしているとは思わることが少ないでしょう。そのため、公園や銭湯などは、ゲイバレを防ぐために、自宅や会社から少し離れたところを利用する必要がありますが、駐車場の場合は会社や自宅の近くでも大丈夫です。
・相手がタイプじゃなかったら逃げれる?
これは賛否両論あると思います。ワクワクメールの男同士掲示板などで知り合った場合は、お互いに自撮り写真を送り合ったりすることが多いため大丈夫ですが、爆サイの掲示板の書き込みで待ち合わせまでした時は、相手の容姿はよくわかりません。
一応、体型や年齢なども書きこみしていても、それが本当かどうかは微妙。
駐車場で車が隣に時に、素早く相手をチェックして、自分の期待していたタイプの人じゃなかったら相手が車から下りる前にフェイドアウトするということもできます。
駐車場ハッテン場のデメリット
・サイトや掲示板でのアポは不可欠
公園やサウナならば、特に相手とアポを取っていなくても、人気の高いハッテン場で待っていればゲイ仲間と巡り合える可能性はありますが、駐車場の場合、アポなしで待っていても相手と会える可能性は非常に低いです。サイトや掲示板でのアポは必須になります。
映画館型ハッテン場
無料ハッテン場の中で特におススメなのは映画館型のハッテン場です。成人映画館がハッテン場として利用されていることが多く、暗黙の了解でハッテン場専用のような感じになっているところも少なくありません。
週末の夜などは、来客されるゲイも多くなるので、相手を見つけるのに困ることもありませんし、積極的な人も多いので、初心者で声をかけることができなくても、取り残される心配はありません。
問題は、成人映画館の運営が厳しく、毎年、有名なハッテン場が閉館に追い込まれていることです。今年はコロナの影響もあり、いつも以上に閉館が多くなるかもしれません。
映画館型ハッテン場のメリット
・初心者でもOK
ハッテン場初体験の初心者だと、好みのタイプが出現しても、声をかけることができないことがあります。せっかくのチャンスを逃してしまうのは非常にモッタイナイです。
映画館型の場合、とにかく積極的な人が多いです。こちらから声をかけることができなくても、入館したらすぐに何人かにアプローチを受けることになるでしょう。
・ノンケかどうか気にする必要があまりない
成人映画館型のハッテン場は、地元ではゲイの出会いスポットと認知されていることが多く、入館される客のほとんどがゲイと言っても過言ではありません。
たまに、M女性の羞恥プレイのために、純男と純女のカップルが来館することもあり、それを目当てに遊びに来るノンケが少しいるくらいです。
そのため、相手がノンケかどうか気にすることなく、声をかけることができるので、カップルが成立しやすいです。
映画館内がうす暗いというのも、声をかけやすい理由になるかもしれません。
映画館型ハッテン場のデメリット
・逃げれないことがある
上野のオークラ劇場など、来客数が多いハッテン場だと、席に座った時点で両隣にゲイが座り挟まれる形になることが多く、触ってくる相手が自分の好みじゃなくても逃げられなくなってしまう可能性があります。
・時間帯によっては年齢層が激高
午前中から営業しているところが多いですが、ハッテン場として盛り上がる時間帯は20時以降になります。平日の昼間は、70代以上の高齢者が時間つぶしに来ていることが多いので、来館されている人の年齢層は激高。ゲイ率もかなり下がっているので、フケ専以外は敬遠するのがいいでしょう。
上野のオークラ劇場などは、平日の昼間でもゲイ率が高く、年齢層も幅広いので、さすが東京は違うなって感じがしますが・・・・・
無料ハッテン場のまとめ
1,000円以内でゲイ仲間と会える可能性がある日帰り温泉やサウナ。
全くお金を使わない公園や駐車場など、無料ハッテン場のコスパは抜群です。
しかし自分の好みの相手と出会える可能性は非常に低い・・・・
宝くじに当たるよりは高いけど、GOD揃えるよりも確率は低いかもしれません。
そして、無料ハッテン場に遊びに来る人は年齢層が高いという特徴もあります。
何故、年齢層が高いのか?
それは40代以上のゲイだと、有料クルージングスペースに入れないことが多く、相手を見つける手段が無料ハッテン場に限られてしまうことが多いからです。
同じくらいの年齢の相手を探しているならいいですが、自分よりも若い子
20代のイケメン系やジャニ系と知り合いたいと思っているならば、無料ハッテン場で探しているだけではいつまで経っても、知り合うことはできないでしょう。
若い子と出会うなら、やはり有料ハッテン場に行くか、アプリを利用してネット上でゲイ仲間を探すしか方法はないと思います。